ある理学療法士のブログ

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「神経モビライゼーション」の臨床活用

今回は臨床場面で難渋する膝後面の痛みに対して末梢神経へのアプローチ方法について書いた記事です。

研修:末梢神経の「なぜ?」がわかる機能解剖学

先日受講した『末梢神経の「なぜ?」がわかる機能解剖学』という研修の中で、私が特に印象に残ったことについてまとめた記事です。

前十字靭帯術後の関節可動域訓練の進め方

はじめに 前十字靭帯の術後に限らず、運動器術後のリハビリテーションにおいて可動域の獲得が重要なことは言うまでもありません。しかし、靭帯損傷に対する再建術後の可動域訓練の進め方は非常に繊細で経験測によるところが大きい気がします。 そこで、今回…

『図解 眠れなくなるほど面白い脂質の話』まとめ 

はじめに 今回のは麻布大学生命・環境科学部教授 守口 徹 先生監修の『図解 眠れなくなるほど面白い脂質の話』という書籍のまとめを書きたいと思います。 監修者紹介 監修者である 守口 徹 先生は麻布大学 生命・環境科学部教授。1982年、横浜市立大学を卒業…

膝内側側副靭帯損傷後のリハビリテーション

はじめに 最近、なぜか私の勤務しているクリニックに膝の内側側副靭帯(MCL)の患者さんがたくさん来られています。そこで、自分の勉強の意味もこめて今回は膝の内側側副靭帯損傷後のリハビリテーションの進め方について書いていきたいと思います。 解剖・生理…

ウォーキングは良い運動か?

はじめに みなさんは患者さんに「最近、筋力をつけるためにウォーキングをやってます!(^^)!」ということを言われたことはありますか?私は結構頻繁に言われます。最近はそうでもないですが、数年前まではウォーキング最強説的な雰囲気が世の中にあったような…

変形性膝関節症の保存的理学療法(実践編)

はじめに 前回の記事で変形性膝関節症の保存的理学療法を行うときは『膝の外旋』に着目すると良いということを書きました。今回は、『では、具体的にどうやって膝を内旋位にもっていくのか』について私が臨床の場で実際にやっている方法を書いていきたいと思…

変形性膝関節症(osteoarthritis of the knee)の保存的理学療法

理学療法初学者に向けて変形性膝関節症の理学療法を行う際に『まず注目すべき点』について書いた記事です。

前十字靭帯損傷術後の筋力トレーニング(CKC)の進め方

前十字靭帯(ACL)損傷の術後では関節への剪断力の関係からCKC(Close kinetic Chain)での筋力トレーニングが術後早期から行われます。今回の記事ではACL術後早期からアスレティックリハビリテーション期にかけてのCKCでの筋力トレーニングの進め方について書い…

足底板(インソール)について

はじめに 前回の投稿からずいぶん時間が経ってしまいましたが、今回は足底板(インソール)、特に私が臨床で用いている入谷式足底板について書きたいと思います。 足底板とは まず初めに、足底板とは靴の中敷きに凹凸を付け、人間の土台となる足の肢位や使い方…

PRP(多血小板血漿)療法について

はじめに 皆さんはPRP(Platelet-Rich Plasma)療法をご存じでしょうか。数年前から私の担当患者さんの中でも試される方が増えてきて、今年の春ごろから私の勤務する病院でも開始しました。PRPは現在、自費診療扱いとなるため一回の施行で20万円前後の費用が必…

五十肩の理学療法➁~理学療法のすすめ方~

はじめに 前回、五十肩の患者さんに対する病期別の対応方法を書きました。今回は五十肩の患者さんがリハ室に来られてからの実際の流れ(進め方)について書いていきたいと思います。 理学療法のすすめ方 まず、五十肩の理学療法を進めていくにあたって前回記載…

五十肩(基礎)のリハビリ~病期別考え方~

はじめに 今回は五十肩(肩関節周囲炎)のリハビリについて書きたいと思います。肩のリハビリは奥が深く、書こうと思ったら膨大な量になりそうなので今回はまず肩関節周囲炎のリハビリの基礎について書いていきたいと思います。今回は初学者向けの内容となりま…

スポーツ障害に対する保存的理学療法の考え方

はじめに 今回は、スポーツ障害患者の理学療法を行うにあたって必要不可欠な考え方である関節モーメントを応用した理学療法のすすめ方書いていきたいと思います。 関節モーメントとは まず、モーメントとは物体が回転しようとする力(回転力)のことであり、ト…

「OUTPUT」について

はじめに 今回は樺沢紫苑さんの書かれた「学びを結果に変えるアウトプット大全」を読んで「なるほど」と思った11項目について書いていきたいと思います。本当は7選とかにしたかったんですが11項目以上絞れませんでした。 11選/全96 アウトプットの基本法則3 …

膝前十字靭帯(ACL)損傷のリハビリテーションの進め方

はじめに 私の勤めているクリニックはACL損傷の患者さんがたくさん来られます。また、近くに大学があり、学生さんは地元でOpeをする方も多いため全国各地の病院で前十字靭帯再建術を行った患者さんを診る機会をいただいています。 そこで、今回はスポーツ外…

『園部俊晴の臨床~膝関節~』書評

はじめに 今回はコンディション・ラボ所長で理学療法士である園部 俊晴先生が書かれた『園部 俊晴の臨床~膝関節~』を読んで感じたことを書いていきたいと思います。 構成 本書籍は以下の5章で構成されている 第1章 臨床における仮説検証の重要性第2章 臨…

第9回日本運動器理学療法学術大会➁

はじめに 前回に引き続き『第9回日本運動器理学療法学術大会』で勉強になった講演紹介の第2弾です。今回は『足関節障害に対する理学療法の標準化』です。シンポジストは 小林 匠先生(北海道千歳リハビリテーション大学健康科学部)、壇 順司先生(帝京大学福…

第9回日本運動器理学療法学術大会①

はじめに 先週の土曜日・日曜日(9.11~9.12)にWebで行われた第9回日本運動器理学療法学術大会に参加しました。今回は学会に出席して印象に残った話について書いていきたいと思います。 標準化=正解にどうやって近づくか まず1つ目は2日目の朝に行われた…

クリニックでの患者の診かた

こんな方に見てほしい 初学者の方これからクリニックで働いてみようと思っている方クリニックで働き始めたばかりの方 はじめに 当院に入ってくる新人や急性期などの他分野から移ってきたスタッフがまず最初に困っていること。そう、どういう流れで患者さんを…

半月板の可動性について

はじめに 膝の患者さんを診ていると避けては通れない半月板損傷。最近は若年者のみならず中高齢者の半月板損傷も注目されているみたいです。そこで、今回は半月板についての基礎として半月板の可動性について書いていきたいと思います。 半月板の役割 半月板…

職場で評価される方法

はじめに 日頃働いていて「なんであいつばかり評価されるんだ」、「何で自分ばかり注意されるんだ」と思うことありませんか?それはもしかしたら心理学用語でいうハロー効果によるものかもしれません。このハロー効果を知ることで明日からの職場で自分の評価…

肩の軟部組織について

3D render of a medical image of close up of bone in shoulder はじめに 肩関節疾患の患者さんの可動域訓練(ROM Ex)を行う上で最も大切なのは「軟部組織の伸長方向を意識して行うこと」だと思います。そこで今回は肩関節、特に肩甲上腕関節の運動方向と伸…

肩関節スペシャルテスト

はじめに 「肩の患者さんの担当になったんだけど肩の評価ってどうやるんだったかな?」とお困りの方のために、今回は肩のスペシャルテストについてまとめたいと思います。私にも思い当たることがあるんですが、まだ経験が浅いときに「明日肩の患者さんが来る…

関節可動域制限(ROM制限)について

はじめに 今回は理学療法士(以下、PT)の基本中の基本、関節可動域制限(ROM制限)について書いていきたいと思います。 私がまだ臨床2~3年目で、まだ急性期にいたころの話です。自分はどうやったら認められるのか、医師は自分たちに何を求めているのかが知りた…

整形クリニックで求められるもの

今回の記事はこんな方にお勧めです いつか整形外科のクリニックで働いてみたい方整形クリニックに興味はあるけど自分の技術が通用するか不安な方整形外科のクリニックに面接に行ったが不採用とされた方 私がブログを書こうと思ったきっかけ まず初めに、これ…

はじめまして

自己紹介 はじめまして。この度、人生で初めてブログを書いてみようと思います。つきまして、今回は自己紹介をさせていただきます。 私は日本国内で理学療法士(PT)として働き続け、今年で20年をむかえました。 最初の5年は急性期の病院で整形疾患、中枢疾患…

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